SNSで投稿しても、そもそも指が止まらなければ読まれません。スクロールを止めるという一点だけを考えると、いちばん効くのは大きな数字を1つ置く形です。
目次
なぜ数字が止まるのか
文章は「読むかどうか」を判断してから読み始めます。数字は判断する前に目に入ります。「3日」「1000円」「18時」——意味がわからなくても、数字だけは勝手に頭に入ってしまいます。
そして人は、意味のわからない数字を見ると意味を知りたくなります。ここで初めて下の1行が読まれます。順番が逆なのがこの形のしくみです。
置く数字の選び方
いちばん多い失敗は、売上や実績の数字を置いてしまうことです。「創業30年」「お客様1万人」は、お店にとっては誇りですが、お客さんにとってはどうでもいい数字です。
選ぶべきはお客さんの得か、手間か、時間に関わる数字です。
- 手間:「三日」味噌に漬けてから焼きます/「6時」に焼き上がります
- 得:「1000円」から花束をお作りします/体験は「0円」です
- 時間:土曜も「18時」まで診療します/はじめての方は「30分」伺います
どれも、読んだ人が自分に引き寄せて考えられる数字です。店の自慢ではなく、お客さんの都合の数字を置いてください。
1枚に数字は1つだけ
2つ置いた時点で、この形の効き目は消えます。比べる作業が発生して、判断が始まってしまうからです。伝えたい数字が2つあるなら、投稿を2つに分けてください。
下の1行が本体
数字は入口にすぎません。下に置く1行で意味を回収します。ここが弱いと「なんだったんだ」で終わります。
1行は、数字を説明する文ではなく、数字の理由にしてください。「3日」に対して「3日漬けます」ではなく「味噌に漬けてから焼いています」。手間をかけている事実が伝わります。
作例

単位(円、日、時)は数字の4分の1程度で足ります。単位まで大きいと、数字の塊が読みにくくなります。
作る時間がないときは
業種ごとの数字ドンの型を用意しています。数字と1行を書き換えるだけで使えます。
まとめ
- 数字は判断される前に目に入る。だから止まる
- 置くのはお客さんの得・手間・時間の数字。店の自慢は置かない
- 1枚に1つだけ。2つ置くと比べる作業が始まって効き目が消える
- 下の1行は説明ではなく数字の理由にする
- 単位は数字の4分の1程度で足りる
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