棚やカゴの前に置く値札は、作る枚数が多いぶん「1枚ずつ作る」と現実的でなくなります。A4に何枚か並べて、まとめて印刷して切るのが実務的です。
この記事では、寸法の決め方と、値札で読み違えられないための書き方をまとめます。
目次
A4縦に4枚が扱いやすい
値札1枚を210mm × 68mm(A4の横幅そのまま、高さは4分の1弱)にすると、A4縦にちょうど4枚並びます。
実際に計算すると、A4縦は297mm。68mm × 4枚 = 272mmなので、上下に5mmずつ余白を取っても4枚入ります。カッターで横に3回切るだけなので、切る手間もいちばん少ない形です。
もっと小さくしたいときは、横も半分にして8枚取りにできます。ただし売り場で読める大きさかどうかを先に確かめてください。小さすぎる値札は、結局お客さんに聞かれます。
値札は「価格の桁」がすべて
POPと違い、値札に文章は要りません。商品名と価格だけで足ります。そのぶん、価格の桁が離れた場所から読めるかにすべてがかかります。
- 価格は右端で揃える。桁の頭が揃うと、並べたときに比べやすくなります
- 「円」は価格の3分の1くらいの大きさで足ります。数字が主役です
- 商品名が長いときは価格の幅を先に決めて、残りを商品名に割り当てる
最後の1つは、実際に作って失敗したところです。商品名を先に置いたら、価格が5桁になったときに商品名と重なりました。価格の幅を先に測っておけば起きません。
補足は1行だけ添えられる
「毎朝7時焼き上がり」「月謝・税込」のような短い補足は、商品名の下に小さく入ります。ここに入れておくと、聞かれる回数が減ります。
ただし2行以上書くと値札ではなくなります。説明したくなったらPOPに分けるほうが、どちらも読まれます。
作例

印刷と貼り方
- 厚めの紙(110〜130kg程度)にすると、立てても垂れません。普通紙なら二つ折りにして立てます
- 価格を変える頻度が高いものは、価格だけ別紙で貼り替えられるように作っておくと楽です
- 枠線を入れておくと、切る位置の目印になります
作る時間がないときは
業種ごとの値札の型を用意しています。A4に4枚並ぶ寸法で作ってあるので、そのまま印刷して切れます。
まとめ
- 1枚210×68mmにするとA4縦に4枚。余白5mmを取っても入る
- 値札に文章は要らない。商品名と価格だけ
- 価格は右端で揃える。価格の幅を先に決めてから商品名を置く
- 補足は1行まで。説明したくなったらPOPに分ける
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